クラブ活動やイベント参加も積極的に忙しくも楽しい毎日です

仙台市青葉区 荒井幸男さん(左)
施設 長田村理香さん(右)
利用サービス:介護付有料老人ホーム「アサヒサンクリーン仙台広瀬」に入居

人工透析を機に入居を決意、決め手は美しい眺めと自然環境

『アサヒサンクリーン仙台広瀬』に入居してから、今年で
3年目になります。以前から腎臓が悪く、こちらの協力医療機関でもある東北公済病院に通っていたところ、82歳の時に腎機能が著しく低下。人工透析が必要な状況になりました。主治医から「家を捨てるか、命を捨てるか」と厳しい判断を迫られ、ドキッとしたのを覚えています。8年前に妻が体調を崩して施設に入って以来、自宅で一人暮らしを続け、誰にも止められることなく好きなものを好きなだけ食べ、お酒も楽しんでいましたので、体調管理がうまくできずに悪化してしまったのかもしれません。

それからすぐに、離れて住む3人の娘たちが色んな施設を調べてくれて、ここが一番いいよ!と。一緒に見学に訪れて入居を決めました。現在も週3回、人工透析で通院する身ですので、スタッフルームから一番近い居室に入り、見守りの面でも安心して生活できています。3階の部屋で非常に眺めもいい。眼下には広瀬川が流れ、蕃山や大東岳まで見渡せる見事な景色は、入居の一番の決め手になりました。私は生まれも育ちも作並で、農業を営んでいたこともあり、自然に囲まれているとホッとするんです。また、ローカル線の旅が好きで、
車窓から山なみを眺めつつよく旅をしたものでした。今は旅行に出かけることはできませんが、ここにいながら日々自然を楽しめることは、幸せなことだと感じています。

食事制限がある中で美味しいご飯に大満足!

午前中は毎日体操をして、午後は機能訓練。週3回入浴があります。お風呂は座ったまま入れる個浴を利用。一人でゆっくりできて快適です。クラブ活動も盛んで、私は映画鑑賞や料理クラブに参加しています。先日はサツマイモ
を使ったお汁粉を作りました。季節ごとのイベントもあり、
2月にはスタッフが鬼役になって豆まきを楽しみました。
時々施設周りの遊歩道を散歩したりもします。春には庭の桜やハナモモも咲く予定で、今から楽しみです。体を動かす機会が多く案外忙しい日々ですが、ずっとベッドに寝てばかりでは体も衰えてしまいますし、忙しいくらいで丁度良いと思っています。

毎日の食事も楽しみの一つです。ここは食事が本当に美味しいんですよ。腎臓病で塩分やカリウムの取りすぎに注意が必要など食事制限が厳しい中、工夫していただき、非常に満足しております。なんと言っても朝食はパンとご飯から、昼食と夕飯は2種類のメニューから、毎回好きなものを選べるのがいいですね。雛祭りやクリスマスといったイベント食も、透析のある日は避けて出してくれたり、
スタッフの心使いには感謝しかありません。自宅にいた頃は朝と夜は宅配のお弁当が常でしたので、毎日温かいご飯が食べられて幸せな限りです。

今はコロナ禍で面会が制限されていますが、娘と孫が会いに来てくれることが一番の生きがいです。毎年お正月には私も妻も外泊許可を取って自宅に戻り、娘や孫たちみんなで新年を祝ったりしています。家族と一緒に家で
過ごす時間はとても楽しいひとときですが、体の状態を考えると、アサヒサンクリーンに入居して本当に良かった。
娘たちも安心していると思います。

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