家族のように。でも尊敬を忘れずに丁寧に声をひろって寄り添う支援を

高齢者向け住宅 ウェルライフガーデン宮城野
訪問介護事業所 主任 熊谷照美さん(右)
ケアマネジャー 菊田ひとみさん(左)

避難所での体験を機に介護福祉士へ、入居者様の笑顔が何よりの励みです

「ウェルライフガーデン宮城野」には現在、要支援1から要介護5の方が入居され、自立的な方はここから美容室や買い物に出かけるなど自由。終の棲家として介護度の高い方の看取りも行っています。全室個室ですが洗面設備やトイレは個室にはついておらず、籠りきりにならないよう1日3回のお食事、洗面やお風呂はお部屋の外へ出ていただき、他の入居者様と接することで自立支援にもつながると感じております。

私の仕事は職員の指導やシフトの作成など介護事業の管理業務が主ですが、入居者様の生活を支えるというもう一つの大きな役割があります。コロナ禍で外出を自粛している昨今、身体を動かす機会が少なくなりがちですが、皆さんで塗り絵やクロスワードなどで楽しんでいただけるように工夫しています。昨年、浴室をヒノキ風呂に改修したので、熱海の源泉を取り寄せ温泉を楽しんでいただいています。「いつもでもポカポカして気持ちいいね」と評判も良く、やってよかった~としみじみ感じています。

ご縁があって入居された皆様には、毎日をご自分らしく楽しく生活して欲しい、そんな思いで過ごしていますが、依然は全く違う分野の仕事をしていました。介護の道に進んだきっかけは、あの東日本大震災。避難所で近所のおばあちゃんが震えて泣いていて「大丈夫だからね」と手をさすっていたらそれだけで落ち着くんですよね。その時心にグッとくるものがあり、介護の道に進みました。今ではこれが私の天職だと思っています。(熊谷さん)

総檜風呂のリラックス効果、消臭・脱臭・殺菌効果
血圧が上がり過ぎずに血流の促進する効果など様々な効能が期待できます

一人で抱え込まずにチームで協働、介護のプロに頼ることも大切です

福祉の道を目指して学校に入ったものの、卒業後はその道に進まず、ずっと人生の忘れ物みたいに感じていました。2000年に介護保険が始まる前、仙台でヘルパー2級(現、介護職員初任者研修)が取得できる講座の第1期生としてこの世界に入りました。現在はケアマネージャーとして、ウェルライフにお住まいの方はもちろん、在宅に戻られた方や、もともと在宅の方など多様な方々と関わっています。沢山の出会いや別れを経て積み上げてきた経験が、新しいお客様への助言につながる私の宝物なのかなと思っています。

ご家族様は愛情や思いやりと言った寄り添い方を、それに加え蓄積された経験や介護技術などはプロが担う。それがより良い介護の形だと考えています。これは在宅でも同じなこと。大変な部分は任せて良いんです。介護に当たりご家族様、ケアマネージャー、サービス事業者は一つのチーム。協働して支援し、利用者様の生活向上につながることが大切でケアマネージャーとして私の一番の喜びです。施設や高齢者住宅への入居を決める際は見学に訪れて、立地やサービス、お部屋などを実際に見て確認することをお勧めします。夜の緊急対応一つとっても、ウェルライフでは24時間スタッフが常駐して安否確認を行いますが、夜は警備会社に託しているところもあり特徴は色々。心身状況に応じて適切な支援をご提案しますので、是非お気軽にご相談ください。(菊田さん)

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