介護保険申請の手順
介護保険の申請は、住んでいる市区町村の担当窓口で行います。郵送による申請は、原則としてできません。申請は本人や家族のほか、親族、後見人、民生委員、地域包括支援センターなども代行できますが、家族や代行機関(地域包括支援センター・居宅介護支援事業所・介護保険施設)以外の場合は委任状が必要です。
申請用紙の正式名は「要介護認定申請書」で、市区町村の担当課および代行機関の窓口にあり、市区町村のホームページからダウンロードすることもできます。申請の際には、介護保険被保険者証とともに提出します。手数料は一切かかりません。
「初めての申請で介護保険のしくみがよくわからない」という方には、地域包括支援センターでの代行申請(手数料無料)がおすすめです。介護の相談に応じてくれるほか、要支援者のためのケアプランの作成なども行っているので、その後の支援も受けやすくなるというメリットがあります。